[本館]3月の絵本テーマ展示

★ 成長の絵本 ★
大きくなったね。成長を喜ぶ絵本をどうぞ。

「みんなおおきくなるんだよ」 アン・ロックウェル/作  ホリー・ケラー/絵 くろさわゆうこ/訳 (福音館書店)
 小さな沼のある森の野原では、生き物がみんな大きくなっていく。白い花は甘いキイチゴになり、青い卵はコマドリに、ドングリは芽を出し、大きな木に成長する。ぼくの小さな弟はいったい、どんなふうになるのかな。

「もとこども」 富安陽子/作 いとうひろし/絵  (ポプラ社)
  おじいちゃんは昔は大工だったけれど、もっと昔は子どもだった。、看護師のお姉さんも、大人になる前は子ども。つまり、この世の中は、「こども」と「もとこども」でできている。

★  春の絵本 ★
待ち遠しい春。春はもうすぐそこに。

「つららがぽーっとん」 小野寺 悦子/作  藤枝 つう/絵  (福音館書店)
  女の子が“つらら”に聞きます。春はちかいですか?“つらら”は答えます。「ぽーっとん、ちーかい」日がたつごとに、どんどん“つらら”がとけるしずくの音が早くなり、どんどん近づいてくる春が待ち遠しくなります。

「はるがきた」 ジーン・ジオン/文  マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 こみやゆう/訳  (主婦の友社)
 もうすぐ春はくるはずなのになかなかこない。しびれを切らした男の子は、春を待っていないで、町を春にしようと言い出します。町はどのように変わるのでしょう。そして春はやってくるのでしょうか?