[本館]10月の絵本テーマ展示

★ 魔法使い・魔女の絵本 ★
魔法や不思議がいっぱい。

「まあちゃんのまほう」 たかどのほうこ/作 みはらいずみ/訳 (福音館書店)
 まあちゃんは、魔法の本に書かれていた呪文でお母さんに魔法かけてみました。するとお母さんはタヌキに変身しました。でもちゃんと元に戻れるか不安になり元通りになる魔法をかけると無事元のお母さんに戻りました。でもお母さんはいつもと違うみたい。

「ロバのシルベスターとまほうの小石」 ウイリアム・スタイグ/作 せたていじ/訳 (評論社)
 ロバのシルベスターは、ある日、願いがかなう魔法の赤く光る小石を見つけました。この魔法の石に何を願おうか考えていると、ライオンがシルベスターを狙っていることに気が付きます。慌ててシルベスターは岩になるよう魔法をかけてしまいました。ライオンからは逃がれられましたが、岩の姿では元に戻ることができません。シルベスターは元の姿に戻ることができたでしょうか?

★ 本、図書館の絵本 ★
読書の秋。本の本はいかが?

「ほんをひらいて」 トニ・モリスン/文 スレイド・モリスン/ (ほるぷ出版)
 ルイーズは天気の悪い日に傘を持って出かけます。怖い犬がいる道やゴミ捨て場など、寂しい通りを歩いて、たどり着いたのは図書館でした。図書館の本を開くと世界が広がっていきます。

「バスラの図書館員」 ジャネット・ウインター/作 長田弘/訳 (晶文社)
 アリアさんは、イラクという国のバスラという港町の図書館員です。この国では戦争が起きていました。アリアさんは本を戦火から守るため、近所のレストランの協力を得ながら、一所懸命に本を移動させます。その9日後図書館は焼け落ちました。