[本館]5月の絵本テーマ展示

★ お母さんの本 ★

「おかあさん だいすき」 マージョリー・フラック作 (岩波書店)
 この本にはふたつのお話があります。ひとつは「おかあさんのたんじょう日」という話で、
ダニーという男の子がおかあさんのたんじょう日プレゼントを何にしようかとクマに相談し
ます。すると、いいことを教えてくれます。
 もうひとつのお話はお母さんが作ってくれた素敵なぼうしのお話です。

「かあさんどうして」 谷川俊太郎/作 中村悦子絵  (佼成出版社)
 谷川俊太郎さんの詩が絵本になりました。子うさぎが、母さんうさぎに問いかけます。母さんうさぎは優しく答えます。

★ 鳥の本 ★
5月10日から16日は愛鳥週間です。鳥の絵本を集めてみました。

「あきちゃった!」  アントワネット・ボーティス/文 なかがわちひろ/絵 (あすなろ書房)
 ある日、茶色の小鳥は「チュン」と鳴くことあきてしまい、違う鳴き方を始めます。他の鳥たちは変だといいますが、そのうち、みんなも違う声で鳴きだしてしまいます。

「ことりをすきになった山」 マクレーラン/作 エリック・カール/絵 (偕成社)
 荒れ果てた野原にそびえる岩山には生き物は住めないただ雨や雪の冷たさしか知らなかった。ある日その岩山に、ことりが止まると岩山はその羽のやわらかさに驚き、ずっとここに居てほしいとことりに頼みますが、ことりはここに住めないと断ります。それでもなんとか一緒にいてくれないかと頼む岩山に、ことりは毎年春に来ることを約束します。