[本館]12月の絵本テーマ展示

★ 冬の絵本 ★

「メンドリと赤いてぶくろ」  安藤みきえ/作 村尾亘/絵 (KADOKAWA)

 ゆうちゃんの赤いてぶくろは、右と左仲が悪く、どっちがえらいかと、けんかばかりしています。ある日強い風に右の手袋が飛ばされてしまいます。落ちたところにはたくさんのニワトリがいました。その中のオンドリになりたいメンドリがいました。トサカがあればオンドリになれると思ったメンドリは赤い手袋をトサカの代わりに頭にのせますが・・・。

「ゆきのなかのりんご」   フェリドゥン・オラル/作 (復刊ドットコム)

 寒い冬の日、おなかをすかせたうさぎが、食べ物を探していると、真っ赤なリンゴが木になっているのを見つけます。でもりんごは高いところになっていて、取ることができません。ねずみときつねと協力しますが、それでもりんごに届きません。うさぎたちはりんごをたべることができるのでしょうか?

★  クリスマスの絵本  ★
 
「サンタのおまじない」 菊地清/作 (冨山房)
 クリスマス・イブにけんちゃんに荷物が届きました。プレゼントかな?と開けてみると、けんちゃんの嫌いな野菜と手紙が入っていました。手紙には『ひとつづつ てにとって 「いち にい サンタ!」といってね』とかいてありました。けんちゃんがピーマンを取り出して、おまじないを言うと、不思議なことがおこります。何がおこるのかな?

「ピッキのクリスマス」 小西英子/作 (福音館書店)
 ピッキはリナの大切なお人形です。ある日クリスマスの買い物にリナはピッキを連れていきますが、たくさんの買い物をして帰るとき、リナはピッキを落としてしまいます。ピッキは必死にリナの家に帰ろうとしますが、あと少しでたどり着くとき、ネコに驚いて広い道に飛び出します。そこへ走ってきた馬車にぶつかって片足が取れてしまい、ピッキは動くことができなくなります。ピッキは無事にリナの元に帰ることができるのでしょうか?