せき・わかくさ文庫

「せき・わかくさ文庫」は、関市の伝統文化と産業に関する資料を収集・保存し、永く市民の財産として伝え・残していくことを目的として平成11(1999年)年に設けられました。

刀剣

関市の歴史とは切り離すことのできない《刀剣》および《刀装具(鐔・小柄・目貫など)》について、歴史をはじめ、鑑定や刀工・金工などに関する研究資料や図録を網羅的に収集しています。

刃物

関市の地場産業である《刃物》について、原材料の鉄とその歴史をはじめ、たたら製法の研究、刃物生産及び全国の刃物産地の資料、刃物製品に関する資料、貿易関係資料、工業統計書などを収めています。

円空

関市の写真家・故後藤英夫氏の77冊のオリジナルアルバム『円空の彫刻』(自筆の解説原稿含む)ほか、《円空》に関する写真集、研究資料などを収めています。また円空と並び称せられる木喰<享保3(1718)- 文化7(1810)>の関係書も収集しています。

惟然

惟然研究資料や、《惟然》の俳句の師匠・《芭蕉》に関する資料などを収めています。また、惟然の顕彰活動に尽力した俳人の山川露牛(現関市本町4平賀屋の生まれ)収集の軸なども所蔵しています。

仙厓

仙厓は美濃国武儀郡(現関市武芸川)に井藤甚八の子として生まれました。清泰寺(現美濃市)において僧侶となり、19歳で武蔵国の東輝庵・月船禅慧に師事しました。
平成17年の市町村合併後、武芸川が生誕の地であることから平成19年度より収集テーマとして加わりました。

郷土資料

関市と中濃地域に関する行政資料をはじめ、郷土の歴史・文化に関する資料を収集・保存しています。