惟然

広瀬惟然<慶安元(1648)-宝永8(1711)>
広瀬惟然

関の造り酒屋岩本屋に生まれた惟然(本名・広瀬源之丞)は40歳を過ぎて芭蕉の弟子となりました。
師の没後、奔放な口語調の俳句を作り、また、菩提を弔うために、芭蕉の句を連ねた「風羅念仏」を唱えて諸国を行脚したことで知られています。
文庫内には、惟然研究資料や、《惟然》の俳句の師匠・《芭蕉》に関する資料などを収めています。
また、惟然の顕彰活動に尽力した俳人の山川露牛(現関市本町4平賀屋の生まれ)収集の軸なども所蔵しています。順次、わかくさ文庫内のショーケースに展示しています。

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図書には1冊毎にテーマを表す分類番号が付いていて、この番号順に棚に並んでいます。

-300 芭蕉関係
-302 惟然研究
-303 参考図書
-304 関連資料 雑記
-308 叢書 全集
-309 版本 複製本 翻刻書 書蹟

※惟然関係の背ラベルの色は「黒色」です。
※資料は原則館内閲覧ですが、背ラベルに赤丸シールが貼付してある資料は貸出できます。
※分類は独自分類を採用しています。

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  • 当館ホームページのトップページから、タイトルやキーワードを入力して資料の所蔵の有無、配架場所を探すことができます。
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※お探しの資料が見つからない時は、図書館職員がお手伝いします。お気軽にご相談ください。

キーワード

惟然,鳥落人,素牛,風羅念仏,風羅坊,梅花仏,弁慶庵,山川露牛

図書館で所蔵している図書(一例)
 
書名 ラベルの番号
『蕉門名家句集 上下』(安井小洒/編,なつめや書店,1936) 300/ヤス
『兵庫ゆかりの俳人』(柿衞文庫/編,神戸新聞総合出版センター,1998) 302/カキ
『風羅念仏にさすらう』(沢木美子/著,翰林書房,1975) 302/サワ
『蕉門の人々 俳諧随筆』(柴田宵曲/著,岩波書店,1986) 302/シバ
『俳人惟然の研究』(鈴木重雅/著,俳書堂,1933) 302/スズ
『播磨の俳人たち』(富田志津子/著,和泉書院,2010) 302/トミ
『近世俳人ノオト』(星野麥丘人/著,学文社,1984) 302/ホシ
『芭蕉の門人』(堀切実/著,岩波書店,1991) 302/ホリ
『俳文学大辞典』(尾形仂/(他)編,角川書店,1995) 303/オガ
『俳家奇人談・続俳家奇人談』岩波文庫黄250-1(竹内玄玄一/著,岩波書店,1987)
※『俳家奇人談』正続2篇(1816、32年刊)は貴重書庫に所蔵しています。
302/タケ

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  • 他館から借りる(図書館間貸出)か、
  • 購入(購入希望図書)するか、必要な資料をお届けします。

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なお、岐阜県図書館ネットワーク参加館以外からの借受は送料が必要ですが、往路は当館が負担します。

類縁機関

弁慶庵-惟然記念館

俳人広瀬惟然(現関市生まれ)は松尾芭蕉の弟子の1人でした。惟然が関に居た時に住んでいたのが「弁慶庵」です。 

関の観光・文化(外部リンク)

問合せ先

弁慶庵-惟然記念館- 関市西日吉町50-1 TEL 0575-23-9740

文化課 関市桜本町2-30-1 TEL 0575-24-645

奥の細道むすびの地記念館

大垣は、俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えたむすびの地です。
記念館では、紀行文「奥の細道」の解説をはじめ、松尾芭蕉の人となりや旅に生きた人生を紹介する「芭蕉館」があります。 

大垣・西美濃観光ポータル水都旅(外部リンク)

問合せ先

奥の細道むすびの地記念館大垣市馬場町124 TEL 0584-81-3747

義仲寺

芭蕉亡き後、惟然がはじめた「風羅念仏踊り」は、芭蕉の俳句をおりまぜた念仏を唱えながら何人かが輪をつくって踊ります。この踊りは芭蕉ゆかりの義仲寺に伝わっていました。

滋賀・びわ湖観光情報(外部リンク)

問合せ先

義仲寺 滋賀県大津市馬場1-5-12 TEL 077-523-2811