円空

円空<寛永9(1632)-元禄8(1695)>

《円空》は美濃で生まれました。若くして出家し全国各地を行脚した後、関市の弥勒寺で64年の生涯を終えたと伝えられています。
「円空仏」と呼ばれる素朴な鉈彫りの仏像をおよそ12万体彫ったといわれ、全国各地に約4,500体現存していることが確認されています。
【※生誕については岐阜県羽島市と岐阜県郡上市美並町の両説があります。】

文庫内には、関市の写真家・故後藤英夫氏の77冊のオリジナルアルバム『円空の彫刻』(PDF)(自筆の解説原稿含む)ほか、《円空》に関する写真集、研究資料などを収めています。

また円空と並び称せられる木喰<享保3(1718)-文化7(1810)>の関係書も収集しています。

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図書には1 冊毎にテーマを表す分類番号が付いていて、この番号順に棚に並んでいます。

-300 総紀
-302 円空研究
-304 関連資料 雑記
-307 逐次刊行物
-308 叢書 全集 コレクション

※円空関係の背ラベルの色は「赤色」です。

※資料は原則館内閲覧ですが、背ラベルに赤丸シールが貼付してある資料は貸出できます。

※分類は独自分類を採用しています。

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  • 当館ホームページのトップページから、タイトルやキーワードを入力して資料の所蔵の有無、配架場所を探すことができます。
  • 図書館内にはタッチパネル式の利用者用端末があります。
    この端末でも所蔵の有無等がわかります。
  • 写真家後藤英夫氏が生涯かけて撮った全国各地の円空仏写真があります。

※お探しの資料が見つからない時は、図書館職員がお手伝いします。お気軽にご相談ください。

キーワード

円空、鉈彫,仏像,彫刻,円空仏

図書館で所蔵している図書(一例)
 
書名 ラベルの番号
『円空の彫刻 全77冊』(後藤英夫/写真,1996) 307/ゴト
『岐阜県の円空仏』(後藤英夫/写真,長谷川公茂/解説,1988) 307/ゴト
『せきの円空』(後藤英夫/写真,松原久男/解説,円空フェア’88実行委員会,1988) 302/ゴト
『江戸のキュービスト』(後藤英夫/写真,飯沢匡/文,小学館,1980) 307/ゴト
『歓喜する円空』(梅原猛/著,新潮社,2006) 302/ウメ
『円空と木喰』(五来重/著,淡交社,1997) 302/ゴラ
『円空と美濃』(長谷川公茂/著,名著出版,1982) 302/ハセ
『円空の芸術』(棚橋一晃/著,東海大学出版会,1979) 302/タナ
『円空研究』1-5巻,別巻1・2(円空学会/編,人間の科学新社,02004-5) 308/エン
『近世畸人伝,続近世畸人伝』東洋文庫202(伴 蒿蹊/著,三熊花顛/著,平凡社,1972) 302/バン

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  • 購入(購入希望図書)するか、必要な資料をお届けします。

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なお、岐阜県図書館ネットワーク参加館以外からの借受は送料が必要ですが、往路は当館が負担します。

類縁機関

関市円空館

関市域には、神社・寺・個人など所蔵の円空仏が約290体あります。ここでは約30体展示されています。

問合せ先

関市円空館 関市池尻185 TEL 0575-24-2255

文化課 関市桜本町2-30-1 TEL 0575-24-6455

※円空入定塚 元禄8年(1695年)に没した円空の墓は、関市池尻にある円空館近くの史跡・弥勒寺跡山中にあります。

洞戸円空記念館

円空記念館(平成7年7月7日開館)には、最高傑作といわれる一木作り三像をはじめ、30体近くの円空仏が展示してあります。

関の観光・文化(外部リンク)

問合せ先

洞戸円空記念館 TEL 0581-58-2814

美並ふるさと館(円空ふるさと館)

初期~晩年にかけての円空仏約95体が展示してあります。

美並観光協会(外部リンク)

問合せ先

円空ふるさと館 郡上市美並町 TEL 0575-79-3440

中観音堂・羽島円空資料館

羽島市には中観音堂の円空仏17体ほか43体の円空仏があります。

問合せ先

中観音堂 岐阜県羽島市 TEL 058-398-6264

円空連合

岐阜県内22の市町村が加盟して、円空を顕彰しています。
ホームページ「円空微笑み物語」

円空連合(外部リンク)