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[本館]11月の絵本テーマ展示

★ 芸術の絵本 ★

「芸術の秋、音楽や美術の絵本はいかが?」 森枝雄司/作 なかがわちひろ/絵 (福音館書店)
 スペインの町、バルセロナ。この町では、美術館に行かなくても、ピカソが若い頃に描いた絵だったり、ミロの作品、ガウディのタイルのアートなど、見ているだけで楽しくなります。

「おんがくねずみジェラルディン」 レオ・レオニ/作 谷川俊太郎/訳 (好学社)
 ネズミのジェラルディンは音楽を聴いたことがありません。ある日、空き家でみつけたチーズをかじると中からフルートを口にあてた大きなネズミの形になります。そのネズミは夜になると音を出し始めました。ジェラルディンはその美しい音は「音楽」であることに気付きます。ところが、ある日おなかをすかせたネズミたちが、フルートをふくネズミを食べさせてくれと頼みにきます。ジェラルディンはどうするのでしょうか? 

★   仕事の絵本 ★
11月23日は勤労感謝の日です。いろんなお仕事、絵本で体験してみませんか?

「うおがしのあさ」 森下研/文 寺戸恒晴/絵 (福音館書店)
 あきらの家は魚屋さんです。今日は早起きしてお父さんとうおがしへ行きます。魚河岸は、様々な魚やその魚を運ぶ人達などで、活気にあふれています。ふと気が付くとあきらはお父さんとはぐれてしまいました。心細くなったあきらの目から涙があふれます。

「紙しばい屋さん」 アレン・セイ/作 (ほるぷ出版)
 今からちょっと昔、山あいの村に、おじいさんとおばあさんが暮らしていました。ある日おじいさんは何年かぶりに仕事にでかけます。昔は公園だった場所もすっかり変わっていました。おじいさんはそれでも仕事を始めます。引き出しの中のお菓子を確認して、拍子木を鳴らします。おじいさんは紙芝居屋さんでした。拍子木を鳴らしながら昔を思い出していると・・・。